16.初めに小さな成功を

イノベーションを起こそうとすると、かならず社内に善意の抵抗勢力が現れます。これは失敗を避けるための組織の機能ですから、必ずしも悪いことではありませんが、全社一丸となってチェンジしようとするときにはマイナス要素となり得ます。

だからこそ、イノベーションを起こすときは、出来るだけ短期間で、成功の兆しを見せ、安心してチェンジに取り組んでもらえる雰囲気をつくることが必要です。小さなテストを行い、成果をだし、その成果をしっかりと組織に周知徹底する。これによって、明るい未来が共有でき、イノベーションへの抵抗は減ります。